「葬儀のことを、今から考えてもいいのだろうか」

「まだ元気なのに、葬儀の相談をするなんて縁起でもないと思われないかな」

そんなふうに感じたことはありませんか?

大切なご家族のことだからこそ、できれば考えたくないというお気持ちもあると思います。

一方で、いつか必要になることだから、少しだけ知っておきたい。そう感じるのも自然なことです。

葬儀の事前相談を考えるタイミングに、決まった正解はありません。

まだ元気なうちに相談することも、ご家族の年齢や健康状態が気になり始めてから相談することも、どちらも一つの選択肢です。

大切なのは、無理に準備を進めることではなく、ご自身やご家族が「少し知っておきたい」と感じた気持ちを大切にすることではないでしょうか。

前回の記事「葬儀の事前相談では何を聞けばいい?相談しておきたい7つのこと」では、実際に相談する際の確認事項をご紹介しました。

今回は、もう一歩進んで「葬儀の事前相談はいつすればいいのか」という疑問について、一緒に考えていきたいと思います。

四日市市・桑名市・鈴鹿市・津市で葬儀の事前相談を検討されている方にも、相談のタイミングを考えるきっかけになれば幸いです。

葬儀の事前相談はいつする?元気なうちでも早すぎません

葬儀の事前相談には、相談しなければならない年齢や時期の決まりはありません。ご本人やご家族が元気なうちに相談しても、早すぎるということはありません。

「葬儀 事前相談 いつ」と調べている方の中には、何か具体的な事情ができてから相談するものだと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、事前相談は、葬儀の日程を決めたり、依頼を予約したりするためだけのものではありません。

葬儀の形式や費用、利用できる式場などについて、あらかじめ知っておくための機会でもあります。

元気なうちだからこそ、落ち着いて考えられること

ご本人やご家族が元気なうちは、日々の暮らしを大切にしながら、無理のないペースで情報を集めることができます。

例えば、家族葬と一日葬の違いを知ることや、葬儀費用の目安を確認すること。

今すぐ決める必要がないからこそ、複数の選択肢を知り、ゆっくり考える時間を持つことができます。

また、ご本人が希望される場合には、どのようなおみおくりを望んでいるのか、お気持ちを聞くこともできます。

ただし、元気なうちにすべてを決めておかなければならないわけではありません。

「今は知るだけにしておこう」という考え方でもよいのです。

事前相談は葬儀の予約ではありません

事前相談をしたからといって、その場で葬儀の内容を決めたり、契約したりする必要はありません。

葬儀社から説明を聞き、必要な情報を持ち帰って、ご家族で話し合うこともできます。

また、相談した葬儀社へ依頼する義務が生じるわけでもありません。

まずは知識を得ることを目的に、事前相談を利用する方法もあります。

事前相談を考え始めるきっかけは、人それぞれです

葬儀の事前相談を始めるきっかけは、ご家族の高齢化や入退院、身近な方の葬儀への参列、終活への関心など、さまざまです。

特別な出来事がなくても、ふと将来のことが気になったときに考え始める方もいらっしゃいます。

ここでは、相談を考えるきっかけになりやすい場面をご紹介します。

親の年齢が気になり始めたとき

ご両親が高齢になるにつれて、これからの暮らしや健康について考える機会が増えることがあります。

「何かあったとき、どこに連絡すればいいのだろう」

「葬儀のことは、誰が中心になって考えるのだろう」

そんな疑問が浮かぶこともあるでしょう。

まだ元気に過ごされているからこそ、具体的な話をすることにためらいを感じる場合もあります。

そのようなときは、ご本人にすぐ話をするのではなく、まずご家族だけで葬儀の基本を知っておく方法もあります。

身近な方の葬儀に参列したとき

親戚や知人の葬儀に参列したことがきっかけで、ご自身の家族について考え始める方もいらっしゃいます。

「家族葬にもいろいろな形があるんだな」

「自分たちだったら、どのような形がいいのだろう」

実際の葬儀に触れたことで、それまで漠然としていた疑問が具体的になることもあります。

そのときに感じたことを、事前相談で尋ねてみるのもよいでしょう。

入院や退院をきっかけに考え始めたとき

ご家族の入院や退院を経験すると、これからの生活や必要な備えについて考える機会が増えることがあります。

ただし、入院したからといって、葬儀の準備を急ぐ必要があるわけではありません。

ご本人の体調やお気持ちを大切にしながら、必要に応じてご家族が情報を集めるという方法もあります。

介護や療養など、今の生活で優先したいことがある場合には、そちらを大切にしてください。

終活について考え始めたとき

近年は、元気なうちから将来の希望や必要な準備を考える「終活」という言葉を耳にする機会も増えました。

終活には、財産や身の回りの整理、医療や介護についての希望、葬儀のことなど、さまざまな内容があります。

葬儀の生前相談も、その一つです。

終活を始めたからといって、すべてを一度に準備する必要はありません。

気になることから少しずつ考えていく方法もあります。

本人が相談する?家族だけで相談する?それぞれの考え方

葬儀の事前相談は、ご本人が参加することも、ご家族だけで相談することもできます。どちらがよいかは、ご本人のお気持ちやご家族の状況によって異なります。

事前相談を考える際、誰が相談に行くべきなのか迷われる方もいらっしゃいます。

大切なのは、相談する人を決めることよりも、それぞれの気持ちを尊重することです。

ご本人が相談する場合

ご本人が希望される場合には、ご自身の考えを直接伝えることができます。

例えば、葬儀の規模や形式、宗教・宗派についての希望などです。

「家族に負担をかけたくない」

「できれば親しい人たちだけで過ごしてほしい」

そんなお気持ちをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

ただし、ご本人が相談した内容を、ご家族がすべてそのまま実現できるとは限りません。

費用や式場の利用条件、ご家族の事情などによって、調整が必要になる場合もあります。

そのため、ご本人の希望を大切にしながら、現実的にどのような方法があるのかを確認しておくとよいでしょう。

ご家族だけで相談する場合

ご本人が葬儀の話を望まれていない場合や、まだ話題にすることが難しい場合には、ご家族だけで相談する方法もあります。

例えば、費用の目安や葬儀の形式、利用できる式場など、一般的な情報を聞いておくことができます。

その際、ご本人の希望が分からないことを、無理に決めつける必要はありません。

「本人の希望はまだ確認できていません」

と、そのまま伝えて構いません。

葬儀社から選

択肢を聞き、ご家族で考えるための材料を集めることができます。

「縁起でもない」と感じる気持ちも大切に

葬儀について話すことに抵抗がある方もいらっしゃいます。

特に、ご家族が元気に過ごしているときには、あえて話題にしたくないと感じることもあるでしょう。

そうしたお気持ちを、無理に変える必要はありません。

事前相談をすることと、ご本人に葬儀の話をすることは、必ずしも同じではないからです。

まずはご家族が情報を知り、話し合える時期が来たら少しずつ考える。

そのような進め方も、一つの選択肢です。

一度相談した内容は、あとから見直しても大丈夫です

事前相談で考えた葬儀の内容は、その時点での希望として整理しておくことができます。気持ちや状況が変われば、あとから見直すことも可能です。

葬儀について考えるとき、

「一度決めたら、変更できないのでは?」

と心配される方もいらっしゃいます。

しかし、事前相談で話した内容を、そのまま最終決定にする必要はありません。

家族の状況が変わることもあります

例えば、最初はご自宅での葬儀を考えていても、住まいの状況が変わることがあります。

また、参列する方の人数や、ご家族の希望が変わることもあるでしょう。

そのような場合には、以前の相談内容をもとに、改めて考えることができます。

ただし、すでに契約や申し込みをしている場合には、変更条件や費用が発生するかどうかを確認する必要があります。

相談内容を簡単に残しておく

事前相談をした際には、説明を受けた内容を簡単にメモしておくと、あとから確認しやすくなります。

見積書やパンフレットを受け取った場合も、まとめて保管しておくとよいでしょう。

特に費用や式場の利用条件などは、時間の経過によって変わることがあります。

以前に相談した内容が、そのまま現在も適用されるとは限らないため、必要なときには改めて確認することが大切です。

事前相談は、一度で完成させるものではなく、必要に応じて情報を整理し直していく機会として考えることもできます。

葬儀の事前相談のタイミングについてよくあるご質問(FAQ)

葬儀の事前相談は、元気なうちから利用できます。年齢や時期に決まりはなく、ご本人の同席も必須ではありません。

Q1.葬儀の事前相談は、いつするのがよいですか?

A. 決まった時期はありません。葬儀について知りたいと思ったときや、ご家族の将来について考え始めたときが、一つのタイミングです。

Q2.まだ元気なうちに事前相談をしてもいいですか?

A. はい。お元気なうちに相談することもできます。落ち着いて情報を集め、ご本人やご家族の希望を考える機会になります。

Q3.本人に内緒で、家族だけで相談してもいいですか?

A. はい。ご家族だけで一般的な葬儀の流れや費用について相談することもできます。ご本人の希望が分からない場合は、無理に決める必要はありません。

Q4.事前相談をしたら、葬儀の内容を決めなければいけませんか?

A. いいえ。事前相談だけで葬儀の内容を決める必要はありません。説明を聞いて持ち帰り、ご家族で検討することもできます。

Q5.数年前に事前相談をしましたが、もう一度相談できますか?

A. はい。改めて相談できます。費用や式場の条件が変わっている場合もあるため、以前の相談内容を確認しながら見直すとよいでしょう。

事前相談は「今すぐ決めるため」ではなく「知っておくため」でもあります

葬儀の事前相談は、何かが起きてから急いで行うものとは限りません。まだ元気なうちに、必要な情報を知っておくために利用することもできます。

「まだ早いのではないか」

「縁起でもないと思われないだろうか」

そんな気持ちがあるのは、大切なご家族のことを考えているからこそかもしれません。

だからこそ、無理に話を進める必要はありません。

今は情報を集めるだけでもよいですし、少し時間を置いてから考えても構いません。

ご本人が希望される場合には一緒に相談し、そうでなければご家族だけで基本的なことを確認する方法もあります。

事前相談に決まったタイミングはありません。

葬儀輪晤の事前相談について

葬儀輪晤では、三重県 四日市市・桑名市・鈴鹿市・津市を中心に、家族葬・一日葬・火葬式など、葬儀に関するご相談を承っています。

「まだ元気だけれど、葬儀について少し知っておきたい」

「家族だけで、費用や葬儀の形式について聞いてみたい」

そのような段階でも、ご家族のお気持ちを大切にしながら、お話を伺っています。

葬儀輪晤は、一つひとつの疑問に丁寧に向き合い、ご家族に合ったおみおくりを考えるお手伝いをしています。