「家族葬にしたい」と考え始めても、いざ具体的に決めようとすると、迷うことがたくさんあります。
何人くらい呼べばいいのか。
親族だけでいいのか、親しい友人にも声をかけるのか。
自宅と葬儀会館、どこで行うのがいいのか。
お通夜はしたほうがいいのか。
家族葬には「こうしなければならない」という決まった形がないからこそ、迷ってしまうのは自然なことです。
けれど、決まった形がないということは、見方を変えれば、ご家族の希望に合わせておみおくりの形を考えられるということでもあります。
9月の葬儀輪晤のブログでは、「家族葬を深掘り」をテーマに、人数・呼ぶ範囲・場所・当日の流れについてお伝えしてきました。
今回はその締めくくりとして、これまでの内容を少し振り返りながら、「自分たちらしい家族葬」とは何かを一緒に考えてみたいと思います。
家族葬に「ひとつの正解」はありません
家族葬の形は、ご家族によってさまざまです。人数や場所、式の内容だけで「家族葬」が決まるわけではありません。
「家族葬」という言葉から、数名のご家族だけで静かに行う葬儀を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
実際には、ご家族だけのおみおくりもあれば、親族や親しい友人を含めた家族葬もあります。
お通夜と葬儀・告別式を行うこともあれば、お通夜を行わず、葬儀・告別式を一日で行う「一日葬」を選ぶこともあります。
葬儀会館だけではなく、ご自宅などでおみおくりをすることもできます。
つまり、「家族葬 形」と検索しても、すべてのご家族に当てはまる一つの答えがあるわけではありません。
大切なのは、一般的な家族葬の形に自分たちを合わせることよりも、
「誰と、どこで、どんな時間を過ごしたいか」
を一つずつ考えていくことです。
四日市市・桑名市・鈴鹿市・津市で家族葬を考える場合も、まずはご家族の希望を整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。
これまでの4つの視点から、家族葬を振り返ってみましょう
家族葬を考えるときは、「人数」「呼ぶ範囲」「場所」「当日の流れ」の4つに分けると、希望を整理しやすくなります。
9月のブログで取り上げてきた内容を、簡単に振り返ってみます。
1.家族葬の「人数」を考える
9月最初の記事では、
「家族葬は何人まで?人数に決まりはある?」
というテーマを取り上げました。
家族葬だから「○人まで」と決められているわけではありません。
数名でのおみおくりもあれば、親族や親しい方を含めて十数名、数十名になることもあります。
人数そのものより、
「どなたと一緒におみおくりしたいか」
という視点から考えることが大切です。
人数を先に決めるのではなく、呼びたい方を考えた結果として人数が見えてくる、という考え方でもよいでしょう。
2.「どこまで呼ぶか」を考える
続いて、
「家族葬はどこまで呼ぶ?親族・友人・ご近所への声のかけ方」
についてお伝えしました。
「家族葬」という名前であっても、参列する方をご家族だけに限定する必要はありません。
親族はどこまで声をかけるのか。
故人様と特に親しかった友人には来ていただくのか。
ご近所の方にはどのようにお伝えするのか。
迷ったときには、関係性だけではなく、
「その方にお別れをしていただきたいか」
という気持ちから考えてみるのも一つの方法です。
3.「どこで行うか」を考える
3つ目の記事では、
「家族葬はどこでできる?自宅・葬儀会館など場所の選び方」
をご紹介しました。
家族葬=葬儀会館、とは限りません。
設備が整った葬儀会館を利用する方法もあれば、条件が合えば、住み慣れたご自宅でのおみおくりを考えることもできます。
公営斎場などを利用できる地域もあります。
アクセスや設備、参列される方の人数、ご家族の負担なども考えながら、過ごしやすい場所を選んでいきます。
4.「どのように進めるか」を考える
そして前回は、
「家族葬では何をする?お通夜から葬儀・火葬までの流れ」
を取り上げました。
お通夜、葬儀・告別式、出棺、火葬という流れは一つの基本的な形ですが、すべての家族葬が同じ式次第になるわけではありません。
お通夜を行わない一日葬という選択肢もありますし、ご家族の希望に合わせて内容を調整することもできます。
流れを知ることは、「その通りにしなければならない」ということではなく、自分たちに必要なものを考えるための材料になります。
「正解」よりも「自分たちらしい」を考える
自分たちらしい家族葬とは、特別な演出をすることではなく、ご家族が大切にしたいことをおみおくりに反映することです。
「家族葬 自分たちらしい」と考えると、何か特別なことをしなければならないように感じるかもしれません。
ですが、自分たちらしさは、大がかりな演出やオーダーメイドの葬儀だけを意味するものではありません。
たとえば、
- 好きだったお花を飾る
- 思い出の写真を並べる
- 好きだったものをそばに置く
- ご家族だけでゆっくり過ごす時間をつくる
- 親しかった方にも声をかける
- 形式にこだわりすぎず、落ち着いてお別れできる時間を大切にする
こうした一つひとつも、その方らしいおみおくりにつながります。
反対に、「特別なことはせず、できるだけシンプルにしたい」という希望も大切な選択です。
周りの家族葬と比べて豪華か、簡素かということではありません。
「この形なら、私たちらしくおみおくりできそう」
そう感じられることが、一つの目安になるのではないでしょうか。
まだ形が決まっていなくても、少しずつ考えていけます
事前相談は、葬儀の内容をすべて決めるためだけのものではありません。「まだ分からない」という段階でも相談できます。
ここまで読んで、
「人数もまだ分からない」
「誰に声をかけるか決められない」
「自宅と会館のどちらがいいのか迷っている」
という方もいらっしゃると思います。
最初からすべてを決めておく必要はありません。
むしろ、分からないことや迷っていることを一つずつ整理していくために、事前相談を利用する方法もあります。
事前相談で考えられること
たとえば、
「10人くらいになりそうだけれど、どんな場所が合う?」
「お通夜をするか迷っている」
「親族の範囲をどう考えればいい?」
「できるだけ家族で過ごす時間を取りたい」
といった、まだ漠然とした相談でも構いません。
話をしていくうちに、
「これは大切にしたい」
「ここはシンプルでいいかもしれない」
というご家族の希望が見えてくることがあります。
葬儀輪晤では、最初から決まったプランに当てはめるのではなく、ご家族のお話を伺いながら、どのような形が合うのかを一緒に整理していくことを大切にしています。
四日市市・桑名市・鈴鹿市・津市で家族葬を考え始めたものの、まだ具体的な形が決まっていないという段階でも、一つずつ考えていくことができます。
家族葬についてよくあるご質問(FAQ)
家族葬には決まった形がないため、ご家族の希望や状況に合わせて考えることができます。
Q1.家族葬には決まった人数がありますか?
A.決まった人数はありません。
ご家族だけの場合もあれば、親族や親しい友人などを含める場合もあります。
Q2.家族葬でもお通夜は必要ですか?
A.お通夜を行う形、行わない形のどちらもあります。
お通夜を行わず、葬儀・告別式を一日で行う「一日葬」という選択肢もあります。
Q3.家族葬は葬儀会館で行うものですか?
A.葬儀会館だけとは限りません。
ご自宅や公営斎場など、状況や地域によってさまざまな選択肢があります。
Q4.まだ何も決まっていなくても事前相談できますか?
A.はい。具体的な内容が決まっていない段階でも相談できます。
人数や場所、呼ぶ範囲など、迷っていることを整理するところから始めることもできます。
Q5.家族葬を自分たちらしい形にするにはどうしたらいいですか?
A.まずは「何を大切にしたいか」を考えてみることがおすすめです。
過ごす時間、呼びたい方、場所、お花や写真など、ご家族の希望を一つずつ整理すると、形が見えやすくなります。
家族葬は、ご家族ごとに違っていい
家族葬で大切なのは、一般的な「正解」に合わせることではなく、ご家族が納得できるおみおくりの形を考えることです。
9月は「家族葬を深掘り」というテーマで、
「何人で行うのか」
「どこまで声をかけるのか」
「どこで行うのか」
「当日はどのように進むのか」
という4つの視点から家族葬についてお伝えしてきました。
一つずつ考えてみても、すぐに答えが出ないこともあると思います。
それで構いません。
家族葬に決まった形がないからこそ、**「私たちは、どんなふうにおみおくりしたいだろう」**と考えることそのものが、ご家族に合った形を見つける第一歩になります。
そして、まだ答えが出ていないときには、事前相談をしながら少しずつ整理していく方法もあります。
次回からは、そんな**「事前相談」**について、もう少し詳しくお伝えしていきます。
葬儀輪晤では、三重県 四日市市・桑名市・鈴鹿市・津市を中心に、家族葬や一日葬、火葬式など、ご家族のご希望に合わせたおみおくりのお手伝いをしています。
「まだ何も決まっていないけれど、少し話を聞いてみたい」
そんな段階からでも、ご家族のお気持ちを伺いながら一緒に考えてまいります。

