枕経(まくらぎょう)
枕づとめとも呼ばれるこちらのお経は、一番最初にいただくお経です。
お亡くなりになりましたらお付き合いのあるお寺様になるべく早く連絡をし、枕飾りが整ったところで読経していただきます。この時は喪服ではなく平服で全く失礼にはあたりません。
最近はご安置(故人様を寝かせる)をご自宅でされず、亡くなった場所から葬儀会館へ移動する事が多い為、枕経を通夜の前にいただく事も多くなりました。
元は中世の浄土教の時代に死の間際にある本人と共にお念仏をした臨終行儀にあると教えがございます。キリスト教の場合は危篤、臨終の際に神父様または牧師様が立ち会う事となっております。
お亡くなりになられてからもしばらくは声が聞こえているんですって。